お腹の中に透析液を入れて、体内で血液を浄化する治療法を腹膜透析と呼びます。お腹に透析液を一定時間入れておくと、腹膜の細い血管を介して、血中の老廃物や余分な水分が移っていきます。
その透析液を体外に出すと、血液が浄化される仕組みです。腹膜透析を受けるためには、カテーテルと呼ばれる管を腹部に入れる手術が必要です。
腹膜透析の場合、毎日時間をかけてゆっくり治療を受けられます。血液透析と比較すると、身体にかかる負担が少なく、残っている腎機能を長く保ちやすいメリットが期待できます。腎臓が機能しているうちは、食事制限も比較的緩やかな傾向があります。 また、通院回数が月1~2回と少ないため、自由度の高い生活を送れるのも利点です。
しかし、透析液を交換する時間や手間がかかるため、繰り返し練習して習得する必要があります。
当院では、腹膜透析にも対応しており、これまでに実績を重ねております。
患者様のライフスタイルに合わせて、通院透析だけでなく、在宅中心の治療も選択可能です。専門のスタッフが教育から日常のフォローまで、しっかりサポートいたします。
「自分らしい生活」を大切にしながら治療を続けたい方に、安心の選択肢をご提供いたします。